■■■魅力ある図書館■■■ ■■図書館のよい点■■ ■■図書館の悪い点■■ ■■住民の期待■■ ■■魅力ある図書館にするために私が出来ること■■  魅力ある図書館について、図書と図書以外のサービス面から考えてみたいと思います。  私たちが図書館に行く明確な目的がある場合とは、たとえばその図書館にある本を借りたいときや、予約した本を受け取りに行くときなどです。大抵は用が済んだらすぐ帰ります。その後もしばらく館内に残って本棚を見回したり、時間がある人や特に目的もなく来館した人は、何か面白い本はないかと探すかもしれません。人々の知的欲求を満たしたり、娯楽性のある本を与えることは図書館において大きな課題となり、その蔵書構成が図書館の個性を決める重要な要素となります。蔵書を豊かにするため、近隣図書館との連携を重視することは非常に大事です。ある地域の複数の図書館で新しい本を分担して幅広く取り揃えます。当然ですが、新しい本があれば利用者にとっては、それだけで興味がなくても読んでみようかという気になるものです。予算は限られていますので、各図書館で違う本を購入し、それを互いに貸し出せば図書館で借りられる本の種類が増えてきます。  小さい子供たちが学校で授業以外で最初に大量の本に触れるのは、学校図書館や学級文庫かもしれません。多感な時期に本がすぐ近くにあるかどうかは、子供にとってその後の本との付き合い方を決めるでしょう。今、図書館に通う若い人たちは小さい頃から、よく本を読む人たちなのだと思います。ですから、公立図書館では将来の利用者を考えて児童向け、中高生向けの蔵書に力を入れるべきだと考えます。  ある人がある本を読んでいるからといって、その分野の本を読むのがその人の趣味というわけではなく、人は知的好奇心からさまざまな本を読みます。また、宿題のレポートのために本を探すこともあるし、今まで読んだ本とはまったく違ったものに興味を持つことがありえます。カウンタで利用者が、本を探したい、といったとき利用者がその本についてどれだけの知識や興味があるのか、より詳細な聞き取り調査をする必要があります。さらに別の本を職員が上手に紹介すれば、そこからまた新たな分野の本を利用者が借りることでしょう。  また、カウンタに来る利用者は、しばしば図書館に慣れておらず、どこにどの本があるのかわからなくて尋ねてきます。図書館内外の標識ではわかりにくいために、図書館を利用しにくい、近寄りがたいものにしているのかもしれません。職員が独自でわかりやすい案内板を作ってみるのもひとつの案で、利用者を助けるサインは工夫次第でよりよいものになり、これもひとつのサービスと言えます。魅力ある図書館は利用者に使いやすく親しみやすいもので、誰もが利用できる知的な施設です。その運営と発展は地域住民の利用と職員のサービスによるものですから、住民の方々に少しでも図書館に近づいていただき、これまで以上に活用していただけるよう努力することが重要だと思います。 ■■魅力ある図書館について■■  図書館の魅力として図書館職員が考えていきたいことはやはりサービスにあると思います。   ■■■志望動機■■■  この仕事は比較的休みがとれて、職場は家から通いやすい場所にあります。学生の頃からよく本を読んでいたので、本がたくさんあって静かな雰囲気の図書館に魅力を感じ志望しました。  また、本を扱う仕事に携わることによってスキルアップや自己啓発をし、利用者をできるだけサポートしてあげることができればいいと考えました。 ■■■自由意見■■■  職歴には3ヶ月以上働いたことのある図書館のアルバイトを記述しました。図書館のアルバイトを通して図書館の仕組みを学ぶことができてよい経験になったと思います。  8、9月の2ヶ月間、九州の大学で司書講習を受講しました。日曜日とお盆以外は休みがなく、一日中授業でレポートとテストの連続できつかったのですが学生に戻った気分でした。図書館学の基礎や精神、歴史を学ぶことができてよかったです。